InDesignからPDFに書き出して

InDesignからPDFに書き出してそれを納品というのが増えてまいりました。
増えてまいりましたというよりも、
もうスタンダードはPDF入稿になっていると思っております(諸説あり)。
もう、20年はたったのかな?
PDFでの入稿。

印刷会社様ではデータママの印刷なので、
「シラネ」ということなのでしょう。
データ通り印刷したぞ。
印刷に不満があるのなら、
データ制作者の責任だぞ(ほとんどは、ね)。

ところで
むかーしは、
ネイティヴデータ入稿で、
フォントの問題や、リンク外れの問題も多発。
画像補正は印刷会社任せで、
元画像はRGBで納品していたこともあります。

今は画像は、レタッチャー様にお願いしないと、
良いクオリティは出せません。

自分で、ただRGBをCMYKに替えただけでは、
綺麗な印刷物にはならないのですよ。

自分で画像補正せず、
InDesignごと、信用できるレタッチャー様に丸っとお願いしたほうが、
一番綺麗にできます。
そう行った所のお金削らないでほしいねえ。

でも、コストとか、クライアントの要望だとかいろいろありますね。
あらがいたい。

最近はPDF/X-4が多くなってきた

ちょっと前まではPDF/X-1aで入稿だった気がしますが、
透明効果など多用されるコンニチでは、
PDF/X-4で入稿が多くなってきた気がしております。

PDF/X-1aで印刷の頃は、透明効果が分割されて、
微妙に細い白い線が出てしまうこともありましたが、
PDF/X-4での入稿、およびそれに対応できる印刷会社様のおかげで、
データ通りの印刷ができているようです。

自分で作ったデータですもの

ですので、
最低限のクオリティは出しましょう。
最低限データの不備はなくしましょう。
自分で作ったデータですもの。

ということで、
色々PDFのプリフライトを出していらしゃる方がいたり、
会社様(株式会社DNP出版プロダクツ様(旧株式会社DNPメディア・アート)様)などが、
(でも、今現在2026/05/02、Webサイト上では最新情報が見つかりませんでした。お付き合いのある制作会社様にしか渡していないのかしら。)
が、InDesignの書き出し用ジョブオプションや、
プリフライトを配布していらっしゃったりしています。

EQUIOS出力の手引き
のジョブオプションが安定している気がします!

PDFの作成方法がよくわからないよって方は、
ものかのさん
「Illustratorファイルを印刷用PDFにする設定はどうすればいいのか」
参考に。

私は基本的に、SCREEN様のジョブオプションと
髙瀬勝己様 @k_takase1128 のプリフライト
印刷トラブルを防ぐためのプリフライト Pro
を使わせていただいております。

デフォルトのPDF/X-4のプリフライトに準拠しない

たーだー!

印刷会社様ご指定のジョブオプションがある場合、
InDesignから書き出したとしても、
元々Adobe Acrobatにある
「PDF/X-4への準拠を確認」

で、
準拠しないことがあるのです。

他のプリフライトではPDF/X-4って出るのだけど、
デフォルトの「PDF/X-4への準拠を確認」で準拠してないのは、
モヤモヤしてしまいます。

とツイッターでゴニョゴニョしていたところ、

Sugar様 @Sugar_T2O
が、
「InDesignに貼り込んでるPDFが悪さをしている。」

と教えてくださいました!

試しにその該当するPDFを削除してPDF/X-4を書き出ししたら、
「PDF/X-4 への準拠を確認」
で、準拠しました!

そして、
InDesignに貼り込んでるPDFをPDF/X-4じゃなくてPDF/X-1aにしたら、
準拠しました!!!!

やったー! 解決!
思えば、準拠しなかったInDesignから書き出したPDF/X-4には、
PDFを貼り込んだファイルでした。

今度から気をつけよう!

……。

とおもっていましたら数日後、
同じデータを書き出したらまた、
デフォルトの「PDF/X-4 への準拠を確認」
で準拠しなくなりました。

何故!?

PDFの書き出しの設定の見直し

困っていたところ、
先の
印刷トラブルを防ぐためのプリフライト Pro

髙瀬勝己様 @k_takase1128
が、
「圧縮のテキストとラインアートの圧縮」をオフ

すれば良いと教えてくださって、
早速実行したところ


準拠しました。
モヤモヤが晴れましたよ。

「圧縮のテキストとラインアートの圧縮」をオフ

オフして何か問題あるのかが気になった方は、
髙瀬勝己様 @k_takase1128 の
ウェブサイトにありますのでご覧ください。

その後、同じjoboptionで書き出したものは、
確実にデフォルトの「PDF/X-4 への準拠を確認」に準拠しております。

今回のまとめ

  • ちゃんとしたjoboption(ジョブオプション)を手に入れ、それを使用。
  • ちゃんとしたプリフライトで結果を確認。
  • InDesignに貼り込んでいるPDFがあやしい。
  • joboptionの圧縮のところの「圧縮のテキストとラインアートの圧縮」をオフ

追記

ちなみにPDF/X-4はアクロバット上で削除や合体させたりすると、
やっぱり
デフォルトの「PDF/X-4 への準拠を確認」
で準拠しなくなります。

こちらもSugar様 @Sugar_T2O
に教えていただいたのですが、


「ページを整理」
からいじれば、準拠するようです。
やってみてね。

追記の追記

アレだ。PDF入稿が増えてきて、
校正用で回していた、解像度を落として軽くした「確認用」PDFを、
入稿用のだと間違われて印刷されてしまう問題もあります。

ファイル名を気をつけるとか、
関わる人とのコミニュケーションなどを忘れずにしたいですね。